らいふはっくPonPon

『PonPonブログ』の筆者Ponzulerが、翻訳・英語学習・資格試験やその他トレンドについて語るブログ。

特許翻訳家になるには、何をすればいいの?やったこと&やっていること4選

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英語が好きだったり、得意だったりする人が一定数目指す翻訳家。その中の一定数が目指す特許翻訳家。特許翻訳家になるには、どんなことをすればよいのでしょうか?筆者は、特許翻訳家として仕事をもらえるようになるため、日々勉強している身です。これまで筆者がやったことと、現在やっていること4選を紹介します。

特許翻訳家になるためにやったこと

Ameliaに入会した

Ameliaは、翻訳者のための情報がたっぷりつまった、実力試しもできるネットワークです。年会費が15,000円(税別)(入会金は、5,000円(税別))もかかりますが、以下の理由により入会を決めました!

(1) 翻訳未経験でも、求人に応募できるチャンスを得られるから

「定例トライアル」という、毎月2分野から出題される課題があります。1つ1,500円で受けられて、1番上のAAランクをとるか、2番目のAランクを同じ分野で1年以内に2回とると、クラウン会員というものになれます。クラウン会員は、翻訳未経験でも、経験者と同じ扱いで求人に応募できるのです。

(2) 翻訳情報が豊富だから

ホームページ・メルマガ・毎月届く情報誌で、ここでしか得られない(だからこのブログでは話せないw)役立つ情報に触れられます。ホームページの情報量は、期待していた以上でした。

(3) 翻訳仲間と交流できるから

筆者はまだ使っていませんが、翻訳者の方や翻訳家を目指す方たちと交流できる場です。

(4) Amelia会員限定の特典があるから

TOEIC®テストなど英語系の資格試験が、会員割引価格で受けられます。年会費が高い分、長い目で見てさまざまな資格試験が安くで受けられるならお得です。
他には、翻訳支援ツールを会員割引価格で購入できます。

②工業英検を受験した

工業英検は、2級まで取得しています。特許翻訳家を目指すなら、2級までで充分です。実務に対応できるのが、2級のレベルだからです。さらに上のレベルである1級は、指導者レベルになってしまいます。面接もありますし、大変です。(工業英検のサイトにも、2級は実務レベルだと書いてありました。)

工業英検を受けようと思ったきっかけは、ほんやく検定(JTF(一般社団法人日本翻訳連盟)実施)の公式問題集に以下のように書いていたからです。

将来的に翻訳を仕事にしたいのであれば、工業英検2級くらいの力があれば、始めることができるでしょう。
(『JTFほんやく検定 公式問題集』2011, 株式会社アルク)

特許翻訳家になるためにやっていること

①Ameliaの定例トライアルに応募する

「特許」の分野のときには、応募するようにしています。どの分野でも、日英と英日がありますが、今のところ英日しか応募していません。
しかし、日英は難しい分需要が高く、挑戦者も英日に比べたら少ないため、今後挑戦しようと決心しました!

知的財産翻訳検定を受ける

特許翻訳家になるには、特許英語の分野の資格があるといいです。実は、ちょっと前までほんやく検定(JTF(一般社団法人日本翻訳連盟)実施)に特許分野があったので、これを受けていれば十分ななずでした。
ところが、ほんやく検定の特許分野はなくなり、知的財産翻訳検定に吸収されました。だから、私は特許翻訳家を目指す身として知的財産翻訳検定を受けます!レベルとしては、1~3級まであるうち、2級が実務レベルです。

最短で、明日10月20日(日)に知的財産翻訳検定試験が実施されます。今、私は3級合格に向けて勉強中です。

まとめ

ここで、「特許翻訳家になるには何をすればいいの?」という質問の答えという形で、要点をまとめます。
特許翻訳家になるには、
・Ameliaに入会して、定例トライアルの「特許」分野でクラウン会員を目指す!
・工業英検2級をとる
・知的財産翻訳検定2級をとる

それでは、勉強に戻ります^^;