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『PonPonブログ』の筆者Ponzulerが、翻訳・英語学習・資格試験やその他トレンドについて語るブログ。

工業英検2級に2週間で合格した方法

この記事は、先日書いた「工業英検2級に合格する方法」という記事の続編です!筆者は、勉強期間がたった2週間で、工業英検2級に合格しました。正社員で、平日に1日8時間働く人でも合格できるということをお伝えします。

こちらの記事も、参考にどうぞ↓↓↓
www.ponzuler.work
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2週間でしたことは?

ざっくり言って、工業英検2級に合格するためにしたことは、すきま時間(主に、通勤の行き帰りの電車の中)に過去問を解くことのみです。左手に折りたたんだ過去問左手に折りたたんだ過去問を、右手にスマホを持ち、Google documentに解答を入力していました。を、右手にスマホを持ち、Google documentに解答を入力していました。

イスに座れるかどうかは関係ありません。筆者は、揺れる電車の中、基本立ったままやっていました!(朝などガチガチの満員電車では、過去問とスマホを手にするスペースの確保すら厳しいかもしれませんが...)

家で時間があるときは何をしたの?

それは、実際の試験時間100分を計って過去問を解く、「テストのリハーサル」です。まとまった時間がとれる日が1日でもあるなら、最低1回はできるといいです。

筆者が受けたのは、第120回の工業英語2級(7月27日(土)実施)でしたが、直前の5回分をすきま時間とリハーサルで解きました。以下のような感じです。
110回・・・リハーサルとして。空いた土日に。
112回・・・リハーサルとして。7月7日(日)に。
114回・・・すきま時間に。7月9日、12日、22日にかけて。
116回・・・すきま時間に。7月3日~5日にかけて。
118回・・・すきま時間に。6月24日、26~27日、29日、7月1日、3日にかけて。
あとは、前日に一通り今までの誤訳を見直す。

過去問はそんなに大事?

大事です!なぜなら、「近い回に、同じ単語が出る」からです。多くの回を解けば解くほど、その中から同じ単語が試験本番で出やすくなります。

解いたあとの復習方法は?

私の翻訳系の試験の答え合わせ・復習方法は、以下のようにやっています。
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①模範解答の訳と自分の訳を見比べて、違うところを探す。
②明らかな誤訳・単語の訳は合っているが、文脈的には間違いのものには赤で下線を引き、下に模範解答をメモ
③訳しモレは、「く」の字で模範解答をメモ
④ノートには自分の訳しか載っていないので、②でメモした模範解答の赤字メモの下に、さらに別の色で原文の英語をメモ
⑤自己判断にはなりますが、訳と多少違う言い回しでも、許容範囲と思えばそこは正解扱いとする。
⑥書き込みをした状態で、1文、または節ごとなどに訳文を読んで、英文の構造や、その訳になる理由を把握する。

本番で辞書を見ても単語が載っていないときは?

絶対にその単語をそのまま訳さなくても、なんとかなる可能性があります。筆者が体験した実話を紹介します。
これは確か準2級を受けたときのことですが、(準2級はそもそも辞書の持ち込みなしですが)和文英訳をしているとき、事件は起きました!「植物」という言葉を英語に訳さなければならないのに、
「植物」って英語で何だったっけ?ヤバい、ど忘れした!となりました。
しかし、どうしても訳出しなければ・・・そこで、私が解答欄に書いたものは・・・
"trees and flowers"(笑)
(正解は、plants)
これでも合格したのですから、どうしてもわからない語があっても、臨機応変に「言いたいことはわかるけど(笑)」って表現で切り抜けましょう!!

ちなみに、おすすめの辞書は、特に英和に関してですが「うんのさんの辞書」と呼ばれているこちらです↓
ビジネス技術実用英和大辞典

翻訳家を目指す人は、必ず知っていると言われている(知らなかったw)辞書です。

おまけ:結果発表!

試験より約1カ月後の8月23日(金)12:00、マイページから結果が確認できました!
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2度目の正直で合格しました!(1月に1度落ちています。勉強不足で。)
受験者186名、合格者79名、合格率は42%でした。半分も合格していないと知り、難易度を実感しました^^;

まとめ

工業英検2級に合格するには、次のことを実行してみてください^^
・辞書はいいものを揃える。(英和は、特に海野(うんの)さんの辞書がおすすめ!)
・過去問を使ってテストのリハを行う。
・リハが難しくても、3~5回分は過去問を解く。(最低1回はリハする!)
・単語をど忘れしても、機転を利かして違う単語で書き換えてみる。

最後に、おなじみのひとこと。
「過去問こそ最高の参考書」 by Ponzuler