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『PonPonブログ』の筆者Ponzulerが、翻訳・英語学習・資格試験やその他トレンドについて語るブログ。

リーダーの極意とは?~サークル会長の失敗経験から学ぶ~

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私は、大学時代、所属する料理サークルで会長をしていました。会長といったらとても素晴らしく、輝いているイメージですが、実際は名前だけの、人が寄りつかないポンコツ会長でした。
では、なぜ私には人がついてこず、サークルでの会長生活に失敗したのかを、当時を思い返して語ります。会長やリーダーをしている人・これからする人も参考になるのではないでしょうか?

①自分から人に絡まなかった

私は自分から人と仲良くしようとしていませんでした。というのも、
(1)人見知りだった
(2)自分の顔に自信がなかった(八重歯・エラなどのコンプレックス)
という2つの理由があったからです。みんなと仲良くしようとしなかったことが、リーダーとして失敗した1番の原因だと考えています。

私は、できれば友達がもっと欲しいし、慕ってくれる後輩が欲しいと思っていて、「サークルの会長になれば、勝手に人が寄ってくる」と思っていました。
・・・しかし、違いました。
会長になればみんなから慕われるのではなく、慕われるような人が会長になるべきだったのです。

それに気付かず、自分から人に話しかけることをしてこなかったので、もちろん友達はそんなに出来ませんでした^^;

②料理サークルの会長のくせに、料理ができなかった

私が会長になるとき、前の会長さんから「別に会長やからって、料理できなくても大丈夫」と言われました。私は、それを真に受けて、大して上達しようとは(はっきり言って一切)しませんでしたw

よくよく考えたら、そのサークルでやっていることを、会長である人ができなくていいわけないですよね・・・私は、勝手にできなくていいと安心し続けていました。

やっぱり、そこに人がついてこなかった原因があったのだと、今考えています。

そもそも、私はこの料理サークルに1年生で入るとき、「料理教室」のようなものをイメージしており、料理を1から教えてもらうつもりでいました。
「これがイチョウ切り、これが短冊切り」などと。
しかし、違い、勝手に自分が思い込んでいただけなのに、イライラしていました。(謎)

③色々考えている割に、実は行動に移せていなかった

サークルが良くない状況にあったとき、現状を考えて「このままでは良くない」と思った私は、ああしよう、こうしようと打開策を考えました。しかし、何するにも1人では出来ないし、やるわけにはいきません!

・・・しかし、私には頼れる友達はいない。友達と言えなくても、頼れる人がおらず、相談すら出来ませんでした。なので、結局何もしませんでした

それで、結局考えているだけに終わっていたので「何もしていない」ことになって、「何もしない奴」と思われていたと思います。(バカみたい)

一回、「サークルを部活化」するって思い立って、一人で学生センターに相談に行ったことがありました。(部活にすると、大学から補助金的なのが出たり、学園祭で出店しやすくなったりする?とかの理由で。)
そこで言われたのは、
・今会員が100名もいるなら部活にしなくても大丈夫では?
・部活にするとなると、他大学の人はいてはいけない
などでした。

私としては、もちろん他の大学からも、大学生じゃなくても(それはだめかw)何でもウェルカムのつもりだったので、当時多数いた「他大学から来てくれている子たちを追い出す」なんて考えられませんでした。

唯一行動した結果、事は動かず、結局「サークルのために何もしていない」奴で終わりました。

(唯一私の考え・行動が活かされたのは、サムネイル・記事のトップ画像にもなっているキャラクターのデザイン。学園祭でのの宣伝看板に使われた。)

④人を軽蔑していた

私は高校の時から「大人しくて真面目」なキャラでしたが、部活(クラシックギター部)でだけは超うるさかったです。自分からくだらないダジャレやギャグを言っては、周りを凍りつかせたり、たまに笑わせたりしていました。

自分からふざけといて何ですが、次第に私はいじられキャラになっていき、実はそれが辛かったのです。

だから、大学ではダジャレは言わずに、「学生の本文は勉強」スタイルでがんばろうと決意しました!実際勉強は好きだったので、大学のテストで100点は1回くらいですが、90点以上はいっぱい取り、単位を落とすなんてあり得ないことでした。

そのため、周りで「○○の単位落とした」などと言っている人たちを軽蔑するようになりました。こういう人を見下す心があったので、なんとなく人が寄りつかなかったのではないかと考えられます。

⑤他人が非協力的なのは、自分の信頼度が低いからだと気付いていなかった

サークルでは、毎回シンクや食器などを拭く布巾が大量にあります。使った布巾は、洗って次回も使い回すため、当然誰か(1人でなくても、何人かで分けてもOK。しかし、次回必ず持ってこないといけない)が持って帰って洗ってこなければなりません。

サークルであるため、出席は強制ではありません。そのため、今日布巾を持って返った人が次回の活動に必ず来られるとは限らないのです。だからこそ、次回来られる保証がない人ばかりで誰も持って帰りたがりませんでした。

・・・そうして、大体は仕方なく会長である私が(全部)持ち帰っていました。(自宅生だった私は、嫌すぎて親に全部洗わせていました。)

しかし、ある日私は、いつも自分が「布巾などの備品、誰か持って帰ってくれる人はいませんか?」と問いかけていることが、誰も持って帰ってくれない原因だと思いました。
どういうことかと言うと、「誰か~いませんか?」だったら、答えはいるか・いないかなので、嫌な人ばかりなら「いない」だけになってしまうと思ったのです。

だからそれからは、「布巾などの備品、誰が持って帰れますか?」と問いかけました。
こうすれば、「誰が~をできるか?」なので答えは「○○さん」など「私」など人になります

・・・しかし、結果は同じでしたwww
私が考えたことって、結局理屈でしかなかったんですよね。
言い方変えたって、私の信頼度が低い時点で誰も持って帰ってあげようとは思わないわけです。
正直、質問したときに目をそらす会員たちに内心腸が煮えくりかえっていました。「どいつもこいつも、非協力的だな!ったく」と思っていました。

原因は、自分の人間性だと気付かず・・・。

⑥徹底しなくていいことを強制していた

はっきり言って、サークルを部活のように思っていました。
なかなか出席しない人に怒っていたり、全体的にゆるい雰囲気にイライラしたりしていました。

実際にそれを会員にぶつけはしませんでしたが、そういう考えでいる以上、周りにそれが伝わって敬遠されていたのではないかと考えました。
サークルなのに、楽しくやる場なのに、なぜそんなにゆるくていいことまで無駄に強制したがるのか・・・。

サークルは、あくまでゆるく、みんなで同じことを楽しむ場でした。

まとめ:リーダーの極意

会長失敗経験から学ぶリーダーの極意とは、以下のようなものです。
・自分から積極的に人に絡むこと。
・その分野のことには精通していること。
・考えるだけに終わらず、行動に移すこと。
・人を見下さないこと。
・他人に協力してもらうために、まずは自分の信頼を得ること。
・徹底しなくていいことを強制しないこと。