副業している人必読!申告漏れを避けるために、今からできる確定申告の準備とは?
チュートリアル徳井さんの税申告漏れ発覚をうけて、昨日は「経費」、「副業している人も納税が必要なこと」、「納税をしているのに一部が返ってくる場合があること」について話しました。今日は、私が今年(2019)年2月に確定申告を行うまでに準備したこと、そして、私が体験した確定申告の流れと税務署の意外なゆるさをお伝えします!
誰でもできる!申告漏れを防ぐ方法
こまめに収入と経費をメモしておく
毎月決まった日に入る「給料」だけでなく、臨時収入などについても「いつ」「どこから」「いくら入ったか」を、入るたびに家計簿・エクセルやメモなどで記録しておきましょう。経費にしたいものは、「いつ」「何に」「何円使ったか」を記録しておきましょう。後回しにすると、レシートがないものは支払いの詳細を忘れてしまう恐れがあるし、たまって面倒になります。
毎月まとめておく
確定申告の時期になって、1年分の収入・支出を合計するのはしんどいです。計算ミスにも繋がります。できることなら、月ごとに集計を出しておきましょう。
ここで、実際に筆者が作った収支メモを公開します!
機関名や会社名は、付箋で隠しています(笑)
こんな感じで、医療費(医療費控除用に経費とは分けている)・経費・副収入の3つに分けています。
医療費は支払い先別に支出の合計を出しておく
医療費を記録しておく場合は、病院など支払いをした機関別に支出の合計を出しておきましょう。というのも、医療費控除の申請用紙が、機関別に支出を書く形式だからです。
昨日、年間の医療費が10万超える場合は医療費控除が受けられるとお伝えしましたが、10万を超えるかは1年経ってみないとわからないです。後でラクできるように、医療費も他の収入・支出と共に月ごとに記録しておきましょう。
レシートのないものは、帳簿などをつけておく
経費として申請するものについて、レシートや明細書があれば支出があった証拠になります。しかし、交通費やその他レシートが発行されないものを経費にしたい場合も多々あるはずです!そんな時は、「出金伝票」や「帳簿」をつけておくと良いです。
何も本格的でなくてもいいのですが、私がエクセルで副業の収支をまとめた帳簿(?)を公開します!
私が記した項目は、日付・企業名・支出の用途や収入の詳細・交通費・収入・経費・合計の7点です。
確定申告の流れ(筆者の体験談)
上に載せた私のエクセル帳簿を見る限り、経費を引いた収入は到底20万に達しませんね?しかし、数万でも収入があったら税の申告しないと後で大変なこと(脱税容疑とか)になったら怖いな~&医療費いっぱいかかったから控除受けたいな~という思いで、確定申告に行きました!
①市役所に行くも、たらい回しで税務署へ
はじめ、私は近場で済ませようと、市役所の市民税課に行きました。それがいけなかったのです^^;
Ponzuler「この帳簿にあるように、○○っていうサイトからポイントを換金したのですが、これは申告の対象ですか?」
市役所職員「えっ?サイト?ポイント?・・・え?」
Ponzuler「あっ、え~っと、アンケートに答えたり、化粧品を試した後に感想を提出したりして、謝礼がもらえるシステムです。」
市役所職員「そういうものがあるんですね?」
・・・市役所職員って公務員=副業禁止だから、そもそも副業のモニターとかの存在すら知らなかったのですorz
そこで、市役所ではわからないようなので、一旦税務署に聞いてもらえることになりました。数時間後、かかってきた電話によると・・・
市役所職員「税務署によると、少しでも収入があった以上は税の申告が必要なので、税務署に来てくださいとのことです。」
税務署に行く!?なんか、大層なことのように思える。なんか怖そう・・・と、その時思いました。
②税務署に行くも「納税したかったらしてもいいよ」発言される!
そんなこんなで、後日、電車で数駅の税務署に行ってきました。
いざ、納税じゃ~!と意気込んで、緊張しながら、完璧にまとめた収入・経費・医療費の書類を持って行ったのですが、
「この額では・・・納税しなくてもいいけど、したかったらしてもいいですよ」・・・なんじゃそらw
税務署って意外とゆるい?(地域によります。)
なんだか気が抜けて、結局、医療費控除だけ申請して帰りました。
確定申告を終えて
・・・やはり、20万を超える収入でなかったら、納税しなくていいのか^^;
市役所からもう1つ言われていたのが、「たとえ数万でも、20万超える人が払う税とは違って、住民税は納めないと」でした。
しかし、それを税務署に伝えたら「市役所としては、そう言うものなんですが、この額ではいらないです」って答えでしたw
なんか取り越し苦労でした(笑)
ちなみに、私が行ったのは日曜だったため、ものすごい人がいました。入場にも整理券があり、もらった時には1時間半以上待つと言われたので、一旦税務署を離れました。
そして、入場してから、その場で書く書類コーナー→職員に直接相談コーナーを経て、最後に自分でパソコンから税の申告をする部屋に入るまで2時間ほど待ちました^^;
確定申告はスマホからでもできるので、特に税務署にて直接相談することがない方は、ぜひスマホから行ってみてください。
まとめ
・こまめに収入と経費を記録しておこう!→月ごとに合計しておくと、後でラク!
・医療費は、支払い先別に支出をまとめておこう!
・レシートがなくても、帳簿をつけておこう!