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副業でも納税は必要?チュートリアル徳井の失敗に学ぶ確定申告講座!今からできる準備とは?

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チュートリアルの徳井さんが約1億2000万円の税の申告漏れしていたことが、国税局により発覚しましたね。「納税って何?美味しいの?」、「確定申告なんて私には関係ない」と思っているそこのあなた、明日は我が身かもしれませんよ。だって、ポイントサイトでお小遣いを貯めている方、モニターなどちょっとした副業をしている方にも関係あるんですから!徳井さんの二の舞にはならないために、今回の出来事の詳細・筆者が確定申告で経験したこと・参考にしたバイブルを紹介します。
(この記事は2記事にわたり、一部内容は明日投稿します。)

何が問題だったか

税の申告漏れがあった

2018年まで7年にわたり、約1億20000万円の税の申告を怠っていたのです。

経費にできないものがあった

経費とは?

経費とは、その収入を得るために必要だった支出のことです。税を申告するときは、その収入からこの経費を引いた額を申告するのです!

経費にできるものは?

経費にできるものは、その人の仕事に関係しているか?&世間の常識的にどうか?という観点により判断します。例えば、打ち合わせで飲食代がかかれば「会議費」、遠方に取材に行くときの交通費や宿泊代は「取材費」として、経費扱いです。

芸能人が納税するときの経費とは?

芸能人だと、人前に出る仕事ですから衣装としての服や、カツラなどが経費にできるパターンもあるのです。ただ、こういったファッション系は経費にできるかどうかの線引きが正直難しいです。徳井さんが「申告漏れ」とされた原因の一つに、「衣服などにかかる支出で、経費として認められないものがあった」(=経費として引けないために、払うべき税は多くなる)ということがありましたが、やはり難しいんです。
以前、板東英二さんが「カツラ」を経費にできると思ったができなくて、うんぬんかんぬん・・・という問題がありましたが、同じようなことです。

経費について筆者が参考にした本をご紹介

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』という本です。
確定申告の会場でもずっと読んでいました。

確実に経費にできるものからグレーなものまで、どう判断したらいいか、その他確定申告についても、わかりやすく漫画形式で説明されています。

経費に誤りがあるとどうなる?

個人の場合は、1~2%の人に、確定申告の4~5年後に国税庁の人が家まで調査に来ます。その調査のときに、経費として申告していたものが本当に経費となるか?そもそも、経費として申告したものは、確実に出費したと証明できるレシートなどがあるか?を調べに来ます。

そこで、経費と認められないものが出てくると、控除額が減って、払うべき税も本来払っていたよりも多くなり、「脱税」と言われてしまう可能性があるのです!

あくまで、「脱税」とは意図的に少なく税を申告した場合のことを言うのですが、意図していても正直に「意図していました!」なんて言う人はなかなかいないでしょうから、もしただの経費の認識ミスとかだとしても、疑われても仕方ないです。

会社員しながら副業している人は納税が必要?

会社員なら年末調整があるから心配いらないのでは?

必ずしもYesとは言えません。と言うのも、会社側でしてくれないところもありますし、副業による副収入がある人は、会社とは別に納税しなくてはいけないからです。

モニターで謝礼をもらっている方も納税は必要

スキマ時間にコツコツおこづかい稼ぎをしているそこのあなた、うっかり「申告漏れ」になる可能性もありますよ!
「アンケートサイト」、「美容モニター」(脱毛サロン体験・化粧品などの購入をして感想を提出するもの)、「カードモニター」(クレジットカードを作成して、その速さを報告するもの)などなど、今やポイントサイトやモニターサイトが多くあり、利用者も多いことでしょうが、それら全部、税の対象です!

副業してて、今まで納税していなければ、私は脱税?

私、モニターしてるんだけど、バレてないだけで脱税族?と心配になったあなた!
キーワードは、「年間20万」です。1年間に、副業での収入が(経費は引いた上で)20万円以上の場合は、税の申告をする必要があるのです。逆にいうと、20万円に満たないなら何もしなくていいのです。

本当に軽くこづかい稼ぎでやっている方の大半は、1年通しても20万には達しないのではないですかね。だから、気にしなくていいです。

確定申告すると、今までの出費の一部が返ってくる!?

確定申告をすると、税金が戻ることがあるのです!いくつかパターンがあるのですが、ここは詳しく確定申告について説明する場ではないので、一例をとりあげますね。

【医療費控除】
年間の医療費が一定額以上かかった場合は、「医療費控除」として一定額が返金されます♪「医療費の一定額」についてですが、「ある複雑な計算をして出た額」以上の額の場合なので、ひとまず10万円を超える場合は、「医療費控除」が受けられるでしょう!筆者は、医療費が10万を超えていたため、今年の2月末~3月末に確定申告を行い、医療費控除を受けました!


医療費控除を受けるための準備については、明日の記事で説明します。

明日は、私が具体的に確定申告のために、どんな準備をしたか(収支・経費のメモ公開!)&確定申告をしようとするも、市役所からたらい回しで税務署に行った話、確定申告したときの流れを紹介したいと思っています。

まとめ

それでは、「脱税」にならないためのポイントをおさらいします。
・副業でも納税は必要。ただし、年間の収入が20万を超える場合のみ。
・経費にできるものを把握しておく。判断がグレーなものに気をつける。
・5年はレシートなどを保管しておこう!
・医療費控除を賢く使おう!